AMG社とは
1967年に創業。創立者のハンス・ヴェルナー・アウフレヒト、エンジニアのエバハルト・メルヒャー、アウフレヒトの故郷
であるグローザスバッハの頭文字からAMGとしました。
かつてAMGは、BMWのチューナー、アルピナと同様、独立したチューナーだったが、1990年代後半からメルセデスの傘下に
入り完全子会社化されて、現在はBMWのMモデルやアウディのSシリーズ同様、高性能エンジンを搭載したシリーズモデルとなっています。
AMGは創立以来モータースポーツに果敢に挑戦し、現在はドイツツーリングカー選手権(DTM)およびF1で目覚しい活躍
を続けており、1996年からF1のセーフティーカーおよびメディカルカーを担当しています。
AMG仕様の開発は、メルセデス側が新車開発の段階からAMG側に車両情報が送ることでスタートするため、メルセ
デスの新車公開とほぼ同時にAMG仕様が公開されています。
メルセデスの傘下に入る以前のAMG仕様車は通常のモデルに対して威圧感があるスタイリングでしたが、傘下に入って
からは大人しめなスタイリングに落ち着いてきました。最近では、AMGモデル以外にも通常モデルのオプションとしてAMGのアルミホイールやエアロパーツが装着される
「AMG スポーツパッケージ」を設定しており、AMGモデルを購入しなくともスポーティーなエクステリアに仕上げることができるようになりました。
外観をAMG仕様にした後にノーマルのエンブレムをAMGのエンブレムに付け替える事(E350→E55等)があり、これはエンブレムチューンと呼ばれています。
通常モデルとの違い
外観上のノーマルとの違いは、各モデル専用のアルミホイールやエアロパーツが装着され、リアエンド右上にAMGのエンブレムが付くほか、リアエンド左上にはC55、S65等数字2桁のエンブレムが付きます(SLKクラス(R170)の
「SLK230 AMG」など一部例外もあります)。
また、強化ブレーキシステムや専用のスポーツサスペンション・チューンされたエンジン・マフラーが搭載され、極めてスポーティーなドライブが可能であり、内装やシートにも通常モデルと比べて高級な素材を使用して質感も向上させ、ベンツではなくAMG車としての個性を際だたたせています。
AMGのロゴが入ったスピードメーターは300km/h以上刻まれていますが、実際には一般の欧州車同様250km/hで
スピードリミッターがかかります。
AMG現行車種
現在日本で販売されている車種は下の通りとなりますが、欧州にてはエアロキット装備の無いモデルやディーゼルエンジン搭載のモデルも選択が可能です。
基本的に同じ「系」に属す車種には同じエンジンが搭載されておりますが、過給器の有無や出力の違いがあります。
AMGの系譜
- 55系
- 5.4L V型8気筒SOHCエンジン搭載
- C55 AMG/C55 AMG ステーションワゴン(367ps/52.0kgm)
- SLK55 AMG(360ps/52.0kgm)
- スーパーチャージャー付き 5.4L V型8気筒SOHCエンジン搭載SLRマクラーレン(626ps/79.5kgm)
- SL55 AMG(517ps/73.4kgm)
- G55 AMG ロング(500ps/71.4kgm)
- 65系
- ツインターボチャージャー付き 6.0L V型12気筒SOHCエンジン(M275 AMG)搭載
- S65 AMG ロング(612ps/102.0kgm)
- SL65 AMG(612ps/102.0kgm)
- 63系
- 6.2L V型8気筒DOHCエンジン(M156)搭載
- E63 AMG/E63 AMG ステーションワゴン(514ps/64.2kgm)
- CLS63 AMG(514ps/64.2kgm)
- CLK63 AMG/CLK63 AMG カブリオレ(481ps/64.2kgm)
- ML63 AMG(510ps/64.3kgm)
|